
メタバース・web3
メタバースのプラットフォーム(海外版)2/2
2022年06月27日
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海外のメタバース・プラットフォーム4選
ここからは、海外のメタバースプラットフォームを4つ紹介します。
NFT系やゲーム系など、それぞれ特色ある注目のメタバースです。
The Sandbox(ザ・サンドボックス)
開発者 PIXOWL
チェーン Ethereum
ゲーム通貨 SAND
公式サイト https://www.sandbox.game/jp/

The Sandboxは、ボクセルと呼ばれる立方体を組み合わせて作られたアイテムやキャラクターで構成されているメタバースです。
NFT化したアイテムやアバターを作り、ゲームの中で使用したり販売したりできます。
自由な発想で楽しみ方をみつけられるサンドボックス(砂場)型で、自作のキャラクターやアイテムなどは、マーケットプレイスで販売することもできます。
自分の土地(LAND)を持ち、不動産収益を得られたりできます。
Decentraland(ディセントラランド)
開発者 Ari Meilich / Esteban Ordano
チェーン Ethereum
ゲーム通貨 MANA
公式サイト https://decentraland.org/

Decentralandは、仮想空間での土地購入の世界最大規模であり、これはThe Sandboxを超えています。
リアルなメタバース空間で、イベント参加やゲームプレイ、アイテムや土地の売買、など現実世界と同じようなことが楽しめます。
2021年11月にカリブ海にある島国バルバドスがDecentraland上に、バーチャル大使館の設立計画を発表したり、「メタトーキョー」が購入した土地にミュージアムを建設したりと話題を集めているサービスです。
近未来的な雰囲気で、現実世界に近いリアルなメタバース空間です。
Everdome(エバードーム)
開発者 Robert Gryn
ゲーム通貨 DOME
公式サイト https://everdome.io/

Everdomeは、火星が舞台となるメタバース(仮想空間)のプラットフォームです。
特徴は、「Unreal Engine(アンリアルエンジン)」と呼ばれる3Dゲームエンジンを用いた「超リアルの仮想空間」ということです。
Everdome上では、アバターを通じて友人と遊ぶことや、土地の売買や貸し出したりすることでお金を稼ぐことなどができます。
ゲーム通貨DOMEでは、マーケットプレイスのNFTの売買や、デジタル不動産(Dome-estate)の取引及びレンタル料、ステーキング等で使われます。また、自身の持っている土地や建物を企業の広告のために使うことでも収益を得ることが可能とされています。
なお、DOMEはEverdome全体のガバナンストークンではなく、プラットフォームの運営に関する決定権はありません。
Axie Infinity(アクシー・インフィニティー)
開発者 Sky Mavis
チェーン Ronin
ゲーム通貨 ETH / SLP / AXS
公式サイト https://axieinfinity.com

Axie Infinityは、アクシーという架空のモンスターで遊ぶ戦闘育成ゲームです。
2018年にベトナムの「Sky Mavis社」からリリースされました。
ゲームで稼ぐことができるP2E(Play to Earn)の代表的な存在です。
物価が安い東南アジアの国では、Axie Infinityの収入だけで生計を立てている人もいるほどです。
よく例えられるのは「ポケモン」で、「Axie(アクシー)」というかわいいモンスターをバトルで勝たせることで、SLP(Smooth Love Potion)やAXS(Axie Infinity Shards)といった独自のトークンがもらえます。
もともとはEthereumネットワークチェーン上でリリースされましたが、現在は、独自チェーンの「Ronin(ローニン)ネットワーク」上で展開されています。
いかがだったでしょうか。
これらのメジャーなメタバースの他にも、多くのプラットフォームが開発されています。
引き続き、今後の動きに注目していく必要がありそうです。